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祖谷そば もみじ亭の由来と水車小屋
祖谷そば もみじ亭は築二百年の古民家を改築した手打ちの祖谷そば店です。

もみじ亭の特徴の一つであるセイガイ造りの建築様式は二百年の年月を経て、現代に蘇り多くの人に知ってもらうことは大変素晴らしいことであると思います。

二百年の時が経過しても、色あせることの無いこの建物は私達日本人、ひいては日本という国の歴史の1ページに触れるということになるでしょう。

ようこそ、もみじ亭へ。お客様が少しでも「なごみ」を感じていただければ幸いです。
祖谷そば もみじ亭  店長  西村 洋子
・祖谷そば もみじ亭の由来 〜平家落人伝説ともみじ亭〜

・水車小屋 〜風情あふれる祖谷地方の名残〜

祖谷そば もみじ亭の由来 〜平家落人伝説ともみじ亭〜

もみじ亭外観
もみじ亭外観
独特の建築様式
独特の建築様式
今から八〇〇有余年前(一一八五)讃岐(香川県)の屋島の源平合戦で敗れた、平の国盛は一族郎党を引き連れ、祖谷に潜入し、再起を促したが、願叶わず落武者として住みつき、平家村として今日に至ったことは古来から史実とみられ伝説として残されている。

秘境の地、祖谷山に点在する民家は子々孫々に引き継がれた歴史そのものであるのに文明文化の波に押し流されて失うことは平家村の一人として忍びがたく、もう一度たくさんの人々の心の中に残してもらうべく、この地に移築したわけである。

祖谷菅生(いやすげおい)の西家住宅で築後約二〇〇年三部屋併列型(表の間・中の間、うち)セイガイ造りで他にあまり類を見ない建物である。

積雪を考慮しての急勾配(傾斜)の茅葺屋根で室内は暖冬・涼夏で天井張りがないので圧迫感がなく解放形で心にいやしと空間を与えてくれる。

昭和二〇年(一九四五)以前は三〇年〜四〇年で屋根の葺替を行っていたが、現在は山頂まで植林され葺替茅の入手が困難なため茅葺屋根はトタンで巻いている。

この建物を眺めると遥かなる平安末期の息吹を感知させられるように思はれてなりません。平家公達の子々孫々が暮らした三部屋併列型セイガイ造りのもみじ亭は本当に貴重な建物であるので後世に残したいものです。
元三好郡郷土史研究会員
元東祖谷文化財保護審議委員
元東祖谷教育委員長
竹本正一

水車小屋 〜風情あふれる祖谷地方の名残〜

水車小屋(正面) 水車小屋(前) 水車小屋(稼動時)
ここに移築復元した水車小屋は、東祖谷村久保(部落)の民家約三〇戸が使用していたものである。

水車は、直径約二メートル、心木から放射線状にでているヤリ木が前後四八本あり、これをカバチでしめ、ヤイ板にハイ板を取り付けて、水うけに水をあて回転させる仕組みになっている。精米能力は、一日一臼で焼く三俵が普通とされている。

水車は山村住民の象徴ともなり、山深い清らかな谷川のほとりで年中休むことなくひたむきに働き続けてきたふるさとの母の面影をもしのぶことができるのではないでしょうか。

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